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琴の音(ね)⑳

院の小侍従(こじじゅう)、例ならぬこと大事に臥し沈みて、年月経にけりと聞えて、とぶらひにまかりたりけるに、この程少しよろしき由申して、人にも聞かせぬ和琴(わごと)の手弾きならしけるを聞きて 

◇院の小侍従=「待つ宵に更けゆく鐘の声聞けばあかぬ別れの鳥はものかは」(『新古今集』恋三)の歌で待宵小侍従と称される。石清水(いわしみず)別当光清女。母小大進。後白河院に出仕。二代后多子にも仕え大宮小侍従とも呼ばれる。 ◇例ならぬこと=病気。 ◇大事に臥し沈みて=重態になり。◇とぶらひにまかりたりける=訪問。ここは病気見舞。 ◇人にも聞かせぬ=秘曲として人にも聞かせない。 ◇和琴=六弦の琴。 ◇手弾きならしける=音楽を奏すること。曲。 

琴の音(ね)に 涙を添えて ながすかな 絶えなましかばと思ふあはれに 

※あなたの弾かれる和琴の音を、感涙にむせびつつお聞きすることです。もしあなたの病が直らなかったなら、そしてこの和琴の秘曲も絶えてしまったらと思うあわれに。 「人にも聞かせぬ」秘曲を西行に聞かせるところに、小侍従と西行との親交のほどを知ることができる。 

◇絶えなましかばと=「絶えなましかばいかに悲しからまし」が省略された形。反実仮想。小侍従の命が絶えてしまったらの意と、小侍従の伝える秘曲が絶えてしまったらの意を掛ける。

返し /頼むべき こともなき身を今日までも 何にかかれる玉の緒ならん

※琴を弾くと申しましても、この世に頼みにできるものとて何もないわが身ですのに、今日まで何の因縁によってこのように生きながらえてきた命でありましょう。

◇こと=「事」と「琴」を掛ける。 ◇かかれる=「掛かれる」と「欺かれる」を掛ける。 ◇玉の緒=命。玉を貫く緒が切れやすいようにはかないことからいう。「緒」は「琴」の縁語。

→百首歌たてまつりしに、山家の心を /◎しきみ摘む山路の露にぬれにけり暁おきの墨染の袖(新古1666) /「通釈」仏にお供えしようと山で樒(しきみ)の花を摘んでいると、路傍の草の露に濡れてしまった。暁に起き出て来た、私の墨染の袖が。 /「語釈」◇しきみ=モクレン科の常緑低木。春、黄白色の花をつける。芳香があり、仏前の供えた。 ◇暁おき=「おき」には「置き」の意が掛かり、露の縁語。 ◇墨染=出家した身分であることを示す。 /「補記」正治二年(1200)、後鳥羽院初度百首。下記源国信の歌の影響が顕著であるが、「しきみ摘み」が出家者の暮らしぶりを髣髴(ほうふつ)とさせて哀れ深い。 /「他出」三百六十番歌合、定家十体(心ある部)、三五記、女房三十六歌合、六華集、題林愚抄 /「参考歌」源国信 「堀河百首」 「新古今」 山路にてそほちにけりな白露の暁おきの木々の雫に /「主な派生歌」 ・しきみつみ山路にかよふ心だに暁おきをえこそならはね(下冷泉持為) ・わが袖をしきみつむより濡れそふや暁おきの涙なるらむ(正徹) ・樒つむあかつきおきの峰の松こゑを御法にきく嵐かな(正広) ・しきみつみ暁露よ世は花の匂ひにまさる墨染の袖(肖柏)

■風の道⑬

Cimg0406正面が「白雲嶽・しらくもだけ」。向かって右が、「(大和)葛城山」。白雲嶽の奥が「金剛山」。「金剛山」は古くは葛城山・高間(天・たかま)山と称されたが、山上に役小角の建立と伝える金剛山転法輪寺(てんぽうりんじ、真言宗)があるところから、「金剛山」と呼ばれるようになった。金剛山は奈良時代から山岳信仰の場として知られ、平安時代以降は吉野金峰寺(きんぷせん)とともに修験道の山として並び称された。河内国(大阪府)側には、山麓に楠木正成がよった千早(ちはや)城跡や赤坂城跡が残っており、南朝の遺跡として知られる。なお、山頂には、今も葛城家が祭祀する葛木神社(祭神一言主大神)があり、景光銘の太刀(県文化)が所蔵されている。

チコが朝寝床に来て起こしに来た。嫁はんの携帯を見たら、4時半だった。暫く寝床にいたが、5時前にのろのろと起きだした。体も気も重い。江坂(6:30)--地下鉄なかもず駅(7:15-7:30)・Tさんの車に同乗→阪神高速→→中国自動車道→→舞鶴若狭自動車道→北近畿豊岡自動車道→国道9号線→但馬ドーム(2試合:1勝1敗、決勝トーナメントには進めず。久しぶりに4安打。疲れたけど楽しかった。)→道の駅「神鍋高原」(ゆとろぎ温泉)→→→地下鉄なかもずーーーー江坂・・自宅(21:55) ※神鍋高原で、今年初のホトトギスの声を聞いた。

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琴の音(ね)⑲

院の小侍従(こじじゅう)、例ならぬこと大事に臥し沈みて、年月経にけりと聞えて、とぶらひにまかりたりけるに、この程少しよろしき由申して、人にも聞かせぬ和琴(わごと)の手弾きならしけるを聞きて 

◇院の小侍従=「待つ宵に更けゆく鐘の声聞けばあかぬ別れの鳥はものかは」(『新古今集』恋三)の歌で待宵小侍従と称される。石清水(いわしみず)別当光清女。母小大進。後白河院に出仕。二代后多子にも仕え大宮小侍従とも呼ばれる。 ◇例ならぬこと=病気。 ◇大事に臥し沈みて=重態になり。◇とぶらひにまかりたりける=訪問。ここは病気見舞。 ◇人にも聞かせぬ=秘曲として人にも聞かせない。 ◇和琴=六弦の琴。 ◇手弾きならしける=音楽を奏すること。曲。 

琴の音(ね)に 涙を添えて ながすかな 絶えなましかばと思ふあはれに 

※あなたの弾かれる和琴の音を、感涙にむせびつつお聞きすることです。もしあなたの病が直らなかったなら、そしてこの和琴の秘曲も絶えてしまったらと思うあわれに。 「人にも聞かせぬ」秘曲を西行に聞かせるところに、小侍従と西行との親交のほどを知ることができる。 

◇絶えなましかばと=「絶えなましかばいかに悲しからまし」が省略された形。反実仮想。小侍従の命が絶えてしまったらの意と、小侍従の伝える秘曲が絶えてしまったらの意を掛ける。

返し /頼むべき こともなき身を今日までも 何にかかれる玉の緒ならん

※琴を弾くと申しましても、この世に頼みにできるものとて何もないわが身ですのに、今日まで何の因縁によってこのように生きながらえてきた命でありましょう。

◇こと=「事」と「琴」を掛ける。 ◇かかれる=「掛かれる」と「欺かれる」を掛ける。 ◇玉の緒=命。玉を貫く緒が切れやすいようにはかないことからいう。「緒」は「琴」の縁語。

→雑 /住吉のやしろの歌合とて人々よみ侍りける時、旅宿時雨といへる心をよみ侍りける 草枕おなじ旅寝の袖にまた夜半(よは)のしぐれも宿は借りける(千載528)

/「通釈」草を枕にして寝るkとから。この「旅寝」が野宿であることも示している。 ◇夜半=夜。夜更け。「は」を「半」と書くのは当て字。 ◇時雨=ぱらぱらと降ってはやむ、晩秋から初冬にかけての通り雨。旅の心細さに涙を流すことを暗示している。 /「補記」嘉応二年(1170)十月九日の住吉社歌合、十九番左勝。藤原俊成の判詞は「おなじ旅寝の袖に又といひて、夜はのしぐれもやどはかりけりといへる心すがたいとをかし詠んだという歌。 /「他出」歌仙落書、月詣集、小侍従集

■風の道⑫

Cimg0405_2万葉の碑 (高天原・たかまがはら、御所市)/橋本院から高天彦神社に向かう途中。

明日、早朝より「但馬ドーム」(兵庫県神鍋高原)へ行かなくてはならない(ソフトボールの試合)。いつもなら、週末で気分的には楽なのだが、ソフトボールが苦手なのも重なって気が重い。職員会議、「体育祭」係り分担等途中経過報告。終わって謡いの稽古予定(半蔀・はじとみ=源氏物語より)。→帰宅途中、職場に携帯を忘れたことに気づいた。とりに帰ろうかとも思ったが、それでは稽古に遅れてしまう。そのまま帰宅した。急いで、晩御飯を食べて、稽古に行く。こってりとしごかれた。次の稽古は、「半蔀」の残りと「百萬」。稽古が終わって、ビールを飲んでいる。 「ほろ苦さ増す週末の夜ふけかな」。

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琴の音(ね)⑱

院の小侍従(こじじゅう)、例ならぬこと大事に臥し沈みて、年月経にけりと聞えて、とぶらひにまかりたりけるに、この程少しよろしき由申して、人にも聞かせぬ和琴(わごと)の手弾きならしけるを聞きて 

◇院の小侍従=「待つ宵に更けゆく鐘の声聞けばあかぬ別れの鳥はものかは」(『新古今集』恋三)の歌で待宵小侍従と称される。石清水(いわしみず)別当光清女。母小大進。後白河院に出仕。二代后多子にも仕え大宮小侍従とも呼ばれる。 ◇例ならぬこと=病気。 ◇大事に臥し沈みて=重態になり。◇とぶらひにまかりたりける=訪問。ここは病気見舞。 ◇人にも聞かせぬ=秘曲として人にも聞かせない。 ◇和琴=六弦の琴。 ◇手弾きならしける=音楽を奏すること。曲。 

琴の音(ね)に 涙を添えて ながすかな 絶えなましかばと思ふあはれに 

※あなたの弾かれる和琴の音を、感涙にむせびつつお聞きすることです。もしあなたの病が直らなかったなら、そしてこの和琴の秘曲も絶えてしまったらと思うあわれに。 「人にも聞かせぬ」秘曲を西行に聞かせるところに、小侍従と西行との親交のほどを知ることができる。 

◇絶えなましかばと=「絶えなましかばいかに悲しからまし」が省略された形。反実仮想。小侍従の命が絶えてしまったらの意と、小侍従の伝える秘曲が絶えてしまったらの意を掛ける。

返し /頼むべき こともなき身を今日までも 何にかかれる玉の緒ならん

※琴を弾くと申しましても、この世に頼みにできるものとて何もないわが身ですのに、今日まで何の因縁によってこのように生きながらえてきた命でありましょう。

◇こと=「事」と「琴」を掛ける。 ◇かかれる=「掛かれる」と「欺かれる」を掛ける。 ◇玉の緒=命。玉を貫く緒が切れやすいようにはかないことからいう。「緒」は「琴」の縁語。

いかなりし時ぞや夢に見しことはそれさへにこぞ忘られにけれ(新勅撰831)

/「通釈」どんな時だったのだろう、あの人と夢で逢ったのは。それさへ今はもう、忘れてしまったのだ。現実に逢ったことも、遠い記憶になりつつあるというのに・・。 /「補記」『小侍従集』では題「夜増さる恋」とある。夜の寝床で、かつての夢を思い出そうにも、それさえ最早遠い記憶。新勅撰集の詞書によればこれも九条良経主催の百首歌に詠んだ歌。 /「参考歌」よみ人しらず「古今集」 宵々に枕さだめむ方もなしいかに寝し夜か夢に見えけむ

■風の道⑪

Cimg0401ウツギ(橋本院、御所市)/写真を撮ろうとしたら、マムシが逃げていった。

今日放課後、職員向けの水泳研修。ソフトボール、水泳は得意ではないので、気が重い。スポーツ指導の世界は日進月歩で、指導法がよく変わる。種目ごとの指導法を充分に把握していないので、内心困っている。→皆お疲れ気味で、プール内で泳ぐのは無理と判断。せめて準備体操として、「水中エアロビクス」をすることを提案する。毎週行っているエアロビクスの応用だが、我ながら出たとこ勝負の即興技に感心している。ぐるりと回って水面を両手でたたいたとこは全員そろっていたので、きれいだった。→「関西大学文化会美術部白鷲会・新人展(Galleryキャナル長堀)」を見に行く。ひまわりを描いた作品が目にとまった。→ソフトバレー(地域)。

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琴の音(ね)⑰

院の小侍従(こじじゅう)、例ならぬこと大事に臥し沈みて、年月経にけりと聞えて、とぶらひにまかりたりけるに、この程少しよろしき由申して、人にも聞かせぬ和琴(わごと)の手弾きならしけるを聞きて 

◇院の小侍従=「待つ宵に更けゆく鐘の声聞けばあかぬ別れの鳥はものかは」(『新古今集』恋三)の歌で待宵小侍従と称される。石清水(いわしみず)別当光清女。母小大進。後白河院に出仕。二代后多子にも仕え大宮小侍従とも呼ばれる。 ◇例ならぬこと=病気。 ◇大事に臥し沈みて=重態になり。◇とぶらひにまかりたりける=訪問。ここは病気見舞。 ◇人にも聞かせぬ=秘曲として人にも聞かせない。 ◇和琴=六弦の琴。 ◇手弾きならしける=音楽を奏すること。曲。 

琴の音(ね)に 涙を添えて ながすかな 絶えなましかばと思ふあはれに 

※あなたの弾かれる和琴の音を、感涙にむせびつつお聞きすることです。もしあなたの病が直らなかったなら、そしてこの和琴の秘曲も絶えてしまったらと思うあわれに。 「人にも聞かせぬ」秘曲を西行に聞かせるところに、小侍従と西行との親交のほどを知ることができる。 

◇絶えなましかばと=「絶えなましかばいかに悲しからまし」が省略された形。反実仮想。小侍従の命が絶えてしまったらの意と、小侍従の伝える秘曲が絶えてしまったらの意を掛ける。

返し /頼むべき こともなき身を今日までも 何にかかれる玉の緒ならん

※琴を弾くと申しましても、この世に頼みにできるものとて何もないわが身ですのに、今日まで何の因縁によってこのように生きながらえてきた命でありましょう。

◇こと=「事」と「琴」を掛ける。 ◇かかれる=「掛かれる」と「欺かれる」を掛ける。 ◇玉の緒=命。玉を貫く緒が切れやすいようにはかないことからいう。「緒」は「琴」の縁語。

→後京極摂政家百首歌よみ侍りけるに(二首) /雲となり雨となりても身にそはばむなしき空を形見とや見む(新勅撰830) /「通釈」私が巫山の神女のように、朝には雲となり、暮には通り雨となって、いつもあなたの身に寄り添ったなら、あなたも楚の襄王のように、私が去った後、虚空を形見として眺めてくれるだろうか。 /「語釈」◇雲となり雨となりても=『文選』所載、宋玉「高唐賦」を踏まえる。夢に逢った神女が、別れにあたり楚の襄王に言った文句「旦(あした)には朝雲と為る。朝朝暮暮、陽台の下にす」。/「補記」九条良経主催の百首歌に詠んだという歌。その百首かは不明。

■風の道⑩

Cimg0390モモイロウツギ(橋本院、御所市)/梅が咲いているようだった。住職さんにきいたら、教えてくれた。

昨日のプール清掃の時、セアカコケグモがいた。「どうにかしてくれ」と言われたので、殺した。イモリの出現で、「キャアー」。なんとか清掃し終わったら、ひびわれの箇所が何箇所か見つかった。今日、その対応で走り回る。

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琴の音(ね)⑯

院の小侍従(こじじゅう)、例ならぬこと大事に臥し沈みて、年月経にけりと聞えて、とぶらひにまかりたりけるに、この程少しよろしき由申して、人にも聞かせぬ和琴(わごと)の手弾きならしけるを聞きて 

◇院の小侍従=「待つ宵に更けゆく鐘の声聞けばあかぬ別れの鳥はものかは」(『新古今集』恋三)の歌で待宵小侍従と称される。石清水(いわしみず)別当光清女。母小大進。後白河院に出仕。二代后多子にも仕え大宮小侍従とも呼ばれる。 ◇例ならぬこと=病気。 ◇大事に臥し沈みて=重態になり。◇とぶらひにまかりたりける=訪問。ここは病気見舞。 ◇人にも聞かせぬ=秘曲として人にも聞かせない。 ◇和琴=六弦の琴。 ◇手弾きならしける=音楽を奏すること。曲。 

琴の音(ね)に 涙を添えて ながすかな 絶えなましかばと思ふあはれに 

※あなたの弾かれる和琴の音を、感涙にむせびつつお聞きすることです。もしあなたの病が直らなかったなら、そしてこの和琴の秘曲も絶えてしまったらと思うあわれに。 「人にも聞かせぬ」秘曲を西行に聞かせるところに、小侍従と西行との親交のほどを知ることができる。 

◇絶えなましかばと=「絶えなましかばいかに悲しからまし」が省略された形。反実仮想。小侍従の命が絶えてしまったらの意と、小侍従の伝える秘曲が絶えてしまったらの意を掛ける。

返し /頼むべき こともなき身を今日までも 何にかかれる玉の緒ならん

※琴を弾くと申しましても、この世に頼みにできるものとて何もないわが身ですのに、今日まで何の因縁によってこのように生きながらえてきた命でありましょう。

◇こと=「事」と「琴」を掛ける。 ◇かかれる=「掛かれる」と「欺かれる」を掛ける。 ◇玉の緒=命。玉を貫く緒が切れやすいようにはかないことからいう。「緒」は「琴」の縁語。

→題しらず /君恋ふとおきぬる魂(たま)のさ夜ふけていかなる褄(つま)にむすばれぬらむ(千載924) /「通釈」あなたが恋しいと、私の魂は体からさまよい出てしまった。もう夜が更けたのに帰って来ない。いったいどんな人の衣の褄に結ばれてしまったのだろう。 /「語釈」◇うきぬる魂=浮かれ出た魂。いわゆる遊離魂。 ◇褄に結ばれぬらむ=褄とは、着物の裾の左右両端の部分。褄を結ぶことによって、魂の遊離を留め得るとの俗信があった。 /「他出」 小侍従集、定家八代抄

■風の道⑨

Cimg0399タイザンボク(橋本院、御所市)/モクレン科。一見したら、オオヤマレンゲに見える。

水泳学習をひかえて、なにかと気ぜわしい。今日、プールサイドとプール台(プールが深いので、底に敷く)の清掃予定。清掃準備の帰り、同僚に出会った。「カワラヒラ」(鳥)が傷ついているとのこと。自宅に持って帰って手当てをすると話していた。・・自宅へ持って帰る前に死んでしまったという。

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琴の音(ね)⑮

院の小侍従(こじじゅう)、例ならぬこと大事に臥し沈みて、年月経にけりと聞えて、とぶらひにまかりたりけるに、この程少しよろしき由申して、人にも聞かせぬ和琴(わごと)の手弾きならしけるを聞きて 

◇院の小侍従=「待つ宵に更けゆく鐘の声聞けばあかぬ別れの鳥はものかは」(『新古今集』恋三)の歌で待宵小侍従と称される。石清水(いわしみず)別当光清女。母小大進。後白河院に出仕。二代后多子にも仕え大宮小持侍とも呼ばれる。 ◇例ならぬこと=病気。 ◇大事に臥し沈みて=重態になり。◇とぶらひにまかりたりける=訪問。ここは病気見舞。 ◇人にも聞かせぬ=秘曲として人にも聞かせない。 ◇和琴=六弦の琴。 ◇手弾きならしける=音楽を奏すること。曲。 

琴の音(ね)に 涙を添えて ながすかな 絶えなましかばと思ふあはれに 

※あなたの弾かれる和琴の音を、感涙にむせびつつお聞きすることです。もしあなたの病が直らなかったなら、そしてこの和琴の秘曲も絶えてしまったらと思うあわれに。 「人にも聞かせぬ」秘曲を西行に聞かせるところに、小侍従と西行との親交のほどを知ることができる。 

◇絶えなましかばと=「絶えなましかばいかに悲しからまし」が省略された形。反実仮想。小侍従の命が絶えてしまったらの意と、小侍従の伝える秘曲が絶えてしまったらの意を掛ける。

返し /頼むべき こともなき身を今日までも 何にかかれる玉の緒ならん

※琴を弾くと申しましても、この世に頼みにできるものとて何もないわが身ですのに、今日まで何の因縁によってこのように生きながらえてきた命でありましょう。

◇こと=「事」と「琴」を掛ける。 ◇かかれる=「掛かれる」と「欺かれる」を掛ける。 ◇玉の緒=命。玉を貫く緒が切れやすいようにはかないことからいう。「緒」は「琴」の縁語。

→題しらず /◎つらきをも恨みぬ我にならふなよ憂き身を知らぬ人もこそあれ(新古1227) /「通釈」あなたの冷淡さを恨まない私が普通だと思わない方がよい。身の上をわきまえない人も、世の中にはいるのだから。私は辛い境遇に生まれついた身だから我慢するけれど、ほかの女の人はそうはゆきませんよ。 /「語釈」◇つらきをも=あなたの冷淡な態度をも。 ◇我にならふなよ=私に慣れるなよ。私を普通の例と思うなよ。 ◇憂き身=辛い身の上。辛い境遇に生まれついた身の程。 /「補記」正治初度百首。作者の辛辣な恋愛観が窺(うかが)える一首で、その意味では名高い「待つ宵の」よりも重んずべきであろう。 /「他出」和歌一字抄、三百六十番歌合、時代不同歌合、平家物語(延慶本)、女房三十六人歌合、歌林良材 /「主な派生歌」あやにくにつらき人しも恋しきや憂き身を知らぬ心なるらむ(後祟光院)

■風の道⑧

Cimg03941オオヤマレンゲ (橋本院、御所市)/前の「オオヤマレンゲ」とだいぶ印象が違うが、橋本院の住職さんはこれもオオヤマレンゲと言っておられた。弥山(みせん)のオオヤマレンゲは、この花。一緒に眺めておられたご夫人は、「弥山まで行ったのに見られなかった。ここで、見られるとは・・」。うつむきかげんの清楚な花は、ひかれるものがある。

週明けの月曜日はなにかとあわただしい。昨夜のはかないホタルの一生を思うに、改めて生きることを考えさせられる。・・(そんな余裕はないか・・)。

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琴の音(ね)⑭

院の小侍従(こじじゅう)、例ならぬこと大事に臥し沈みて、年月経にけりと聞えて、とぶらひにまかりたりけるに、この程少しよろしき由申して、人にも聞かせぬ和琴(わごと)の手弾きならしけるを聞きて 

◇院の小侍従=「待つ宵に更けゆく鐘の声聞けばあかぬ別れの鳥はものかは」(『新古今集』恋三)の歌で待宵小侍従と称される。石清水(いわしみず)別当光清女。母小大進。後白河院に出仕。二代后多子にも仕え大宮小侍従とも呼ばれる。 ◇例ならぬこと=病気。 ◇大事に臥し沈みて=重態になり。◇とぶらひにまかりたりける=訪問。ここは病気見舞。 ◇人にも聞かせぬ=秘曲として人にも聞かせない。 ◇和琴=六弦の琴。 ◇手弾きならしける=音楽を奏すること。曲。 

琴の音(ね)に 涙を添えて ながすかな 絶えなましかばと思ふあはれに 

※あなたの弾かれる和琴の音を、感涙にむせびつつお聞きすることです。もしあなたの病が直らなかったなら、そしてこの和琴の秘曲も絶えてしまったらと思うあわれに。 「人にも聞かせぬ」秘曲を西行に聞かせるところに、小侍従と西行との親交のほどを知ることができる。 

◇絶えなましかばと=「絶えなましかばいかに悲しからまし」が省略された形。反実仮想。小侍従の命が絶えてしまったらの意と、小侍従の伝える秘曲が絶えてしまったらの意を掛ける。

返し /頼むべき こともなき身を今日までも 何にかかれる玉の緒ならん

※琴を弾くと申しましても、この世に頼みにできるものとて何もないわが身ですのに、今日まで何の因縁によってこのように生きながらえてきた命でありましょう。

◇こと=「事」と「琴」を掛ける。 ◇かかれる=「掛かれる」と「欺かれる」を掛ける。 ◇玉の緒=命。玉を貫く緒が切れやすいようにはかないことからいう。「緒」は「琴」の縁語。

→依雨増恋といふ事をよみ侍りける

たのめしを待つ夜の雨の明方にをやむしもこそつらく聞こゆれ(玉葉1414) /「通釈」あなたが来るのをあてにして待つ夜の、雨が降り続けていた明け方に、雨がしばしやんだのこそ、辛く聞こえるよ。今まで雨を口実に、あなたが来ないのも仕方ないと自分を納得させていたのに。 /「補記」雨に依りて増さる恋。制作年などは未詳。 /「他出」月詣集、小侍従集、題林愚抄(初句を「たのむれば」として載せる本もある。

■風の道⑦

Cimg0396オオヤマレンゲ(橋本院、奈良県御所市)。/葛城の道にそって「橋本院」と「高天彦神社」がある。この2つだけ、山道に入っていく。「橋本院」は、真言宗の末寺。境内は広い。 

インディアカ大会(9:00-12:00)昼食→ソフトテニス(吹二体育館、14:00-16:00)→→阪急吹田駅(17:30)--山田駅・・モノレール・山田駅=万博公園駅(17:55)・・万博公園中央ゲート(18:00)・・・桜の流れ(紫陽花)・・春の泉・・あじさい園(弁当、18:40-50)・・・・・日本庭園(19:00ー21:00、花菖蒲、ホタル鑑賞)→大道芸を見る→モノレール万博公園駅=山田駅・・阪急山田駅ーー阪急吹田駅・・(22:00)

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