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渚の院⑥

中納言家成なぎさの院したてて 程なくこぼれたれぬと聞て、天王寺より下向しけるつゐでに、西住、浄蓮など中上人ともして見けるに、いとあはれにて、各々述懐しけるに、

折につけて人の心もかはりつつ世にあるかひもなぎさなりけり (『西行上人集』)

Cimg1894赤川鉄橋からみた淀川河口の風景。

※なぎさの院=大阪府枚方市渚(なぎさ)にあった文徳天皇の離宮。後、惟喬(これたか)親王へ伝領。鳥飼より約9m上流。 ※鳥飼(とりがい)=大阪府摂津市。淀川沿いにあり、鳥飼の牧(まき)や鳥飼院があった所。 ※西住  ※浄蓮=不詳だが、静蓮法師と云う説もある。静蓮法師とするなら、千載集1015番の作者であり、忍西入道と同一人物の可能性も指摘されている。 ※中納言家成=藤原家成(1107~1154、48歳)。美福門院の従兄弟で、その縁故によって鳥羽院の寵臣になっていたことが「台記」や「愚管抄」に見える。家成は「なぎさの院」を再興したが、どういう理由かわからないが、またつぶしてしまった。

「交野(かたの)」というと現在の大阪府交野市とまぎらわしいが、本来は主として天野川以北の、枚方市北西部の淀川東岸一帯をさし、交野天神社や片埜(かたの)神社に今もその名をとどめている。また、在原業平は、この地にあった惟喬(これたか)親王の別荘、渚の院で「世の中に たえてさくらの なかりせば 春の心は のどけからまし」という歌を詠み、これによって交野は、藤原氏のため皇位につけなかった悲劇の皇子と桜のイメージが結びついて、人々に記憶されることになった。

■君がいた夏ー3部、第46話・酔いー

「ビール、飲まない?」「ああ、もういいよ。1杯が限度なんだ」。ともひさは、淋しげに言った。「昔は、あんなに飲んでいたのに」。義清は遠い目をした。「俺はだめだけど、お前はどんどんいいんだよ」「ありがとう。でも、飲みすぎたら・・」「飲みすぎたら?」「正体わからなくなるし・・、それに・・」「それに?」「・・エッチな気分になるから」「エッチな気分になる?」。そういうと、ともひさは大きな声をたてて笑った。

「・・・まあ、酒には誘淫剤みたいな成分が入っているんだろうね」。ともひさは、今度は真面目な顔をして言った。

アサヒビール吹田工場見学(AM10:30~12:00)

Cimg7534竣工当時のレンガ壁面。

エントランス前にアサヒビール吹田工場竣工当時の建物の壁をほぼそのまま移設している。レンガづくりの壁が、時代と伝統をかもしだしている。

■葛城山

Cimg7526金剛山(岩湧山より真東)。

今日の朝、友人をJR大阪駅に迎えに行った。待ち合わせの時刻よりだいぶ早く着いたので、駅内に置いてあったガイドブック(「やまとびと」)に目を通した。「かつらぎ山」が特集されていた。「・・・いにしえの時代、現在の金剛山は『葛城山』または『高天山』と呼ばれており、『金剛山』という名称はこの地に仏教が伝来して以降のことだという。ということは金剛・葛城の峯を総称して『かつらぎの峯』と呼ぶことが出来そうだ。・・・・」。 山家集にでてくる「かつらぎ山」は、「大和葛城山」ではなく「金剛山」のことだと思っている。

■第90回全国高校野球大会、北大阪代表の大阪桐蔭、17年ぶりに優勝。

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